2019年2月8日に放送された『たけしのニッポンのミカタ!』で石川県能登の珍味、巻鰤(まきぶり)を紹介していました
寒ぶりを加工して作るマキブリとは、どのような食べ物で、どのように食べるのでしょうか?
また取り寄せの方法は?
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高級魚 寒ブリ
冬の時期に石川県能登半島近海で
11月から翌年2月まで
産卵のために南下してきた鰤(ぶり)が
獲れるのですが
これが脂がのっていて美味しく
高級魚となっているのだとか
冬に獲れるので”寒ブリ”と呼ばれ
水揚げ量が少ないと1kgあたり
2万円することも・・・
新鮮な寒ブリを刺身にしたり
かま焼き・しゃぶしゃぶなど
楽しみ方は色々
そんな冬にとれる寒ブリを
夏でも楽しめるように保存してある珍味が
それが
巻鰤(まきぶり)
縄に巻かれて保存されている
まきぶり
知られざる珍味
なのだそうです
食べたことも見たことも
聞いたこともないのですが
これが美味しいのだそうです!
作り方
そんな珍味”巻鰤”は
どのように作られているのでしょうか
材料は もちろん寒ブリ
寒ブリを3枚におろし
中骨と血合いを取り除き
大量の塩をまぶして漬け込みます
20日間漬け込み
余分な水分を出しうま味が凝縮!
冷風乾燥機に2日間入れると
生のブリから2/3ほどの大きさに
濃厚な旨味が強い身の中心部分のみを
短冊状にカット!
これが藁の中に入っている巻鰤です
10kgの寒ブリから
巻ブリは約2kg分ほどしか作れないのだとか
名前の由来
江戸時代に保存食として誕生した巻ブリ
当時は通気性が良く殺菌性がある
笹とワラでブリの切り身を包み
旨味が引き立つよう
荒縄で巻き上げたことから
”巻鰤”と名付けられたのだそうです
現在は真空パックした
乾燥させた巻ブリを
ワラで包み縄で締め上げてあります
これは衛生上の観点から
このようになっているのだそうで
ワラと縄は必要ないのですが
伝統食品の演出といった感じなのでしょうか
一般家庭で作られているモノは
昔ながらの方法で作られているものもあるのだそうです
おすすめの食べ方
巻ブリをスライス!
ただこれだけでホカホカ白ご飯のお供に!
スタジオで試食していた
ビートたけしさんも
あまりの美味しさに完食してました
ニオイはくさやのようだそうで
魚の旨味が噛むほどに
口に広がるのだとか
またスライスした寒ブリに
日本酒をかけ数分待ちます
適度に塩気が抜けるので
絶品になるようですよ
大人の味ですね~
取り寄せは?
巻鰤を製造しているのは
数社あるようです
|
番組で紹介されていた
1960年創業の浜野水産
こちらの巻鰤も取り寄せが出来るようです↓
まとめ
鰤を保存しようと考えた
当時の人々に驚きます
生の魚を夏まで保存・・・
ニオイは気になりますが
ご飯がすすみそうなので食べてみたいですね