2019年3月12日に放送された『林修の今でしょ!講座』では血管・心臓・脳を老けさせない正しいお風呂の入り方を紹介
認知症予防にも期待出来る医学的に正しい入浴法とは
お風呂
世界一の長寿国といわれる日本
長寿の理由は
和食
と言われてきたのですが
最新の研究で
もう一つ長寿の理由となるものが
それは日本人特有の週間
入浴にあるというのです
医学的に毎日お風呂に入ることで
将来の要介護リスクが減るというのですが…
お風呂には
心臓病
動脈硬化
認知症
の予防に効果があるのだそう
でも間違った入り方をしてしまうと
折角の健康パワーが台無しに!!!
では正しい入り方とは何なのでしょうか
スーパーお風呂ドクター
正しいお風呂の入り方を
教えてくれていたのは
国際医療福祉大学病院 内科
予防医学センター教授の
一石 英一郎先生で
入浴療法を10年以上研究した
お風呂ドクター
医学学会でも
入浴は最高の健康法であるといわれ
お風呂が健康長寿を目指す上で
いかにかかせないものであるかが
2018年に最新研究で判明したのだとか
その内容は
最新研究で判明
毎日お風呂に入ることで
将来「要介護」になるリスクが
29%減少した
と千葉大学の研究で発表
要介護認定を受けていない
高齢者の男女13786人を対象とし
お風呂週間と要介護リスクを調査
その結果
週7回 毎日お風呂に入る人
週2回以下の人を比べて
要介護リスクが冬に29%減少
夏においても28%減なのだとか
シャワーだけではなく
湯船につかる
ことが重要なのだそうです
血管を丈夫にするお風呂
血管や心臓を丈夫にしてくれる
正しい入浴法
温度は
湯船の湯の温度が1度違うだけで
身体に与える影響が大きく違うのだそう
丈夫な血管を作るお風呂の温度は 40度
血管の中には t-PA という成分が
この成分は血管内にできた
血栓をとかしてくれるものだそうです
t-PAとは
心筋梗塞や動脈硬化の原因となる血栓を
取り除いてくれるt-PAは
医療の現場でも用いられている物で
心筋梗塞や脳梗塞になってしまっても
迅速的にt-PAを投与することで
劇的に回復させるパワーがあるのだそう
もともと血管内にある成分なのですが
年齢と共に減少
しかし最新の研究で
約40度のお風呂につかることで
増加することが判明
体温が37℃~39℃で活性化するt-PA
40度のお風呂につかり
体温が37℃~39℃になることで
より血管を丈夫にしてくれるのだとか
熱すぎる温度のお風呂は…
熱すぎる温度のお風呂は身体に良くなく
血管を痛めてしまう結果に
熱すぎるお風呂に入り
体温が高くなりすぎると
熱にたいする防御反応で
t-PAの働きを抑制してしまうのだとか
熱いお風呂に入りたい!
どうしても熱い湯船につかりたい!
そんな人は
ぬるめのお湯に入り
徐々に温度を上げていくことで
血管への負担を軽減できるのだそうですよ
時間は
入浴する時間も重要なのだそうで
一番良い入浴時間は 10分
血管に関しては
10分以上の入浴は
逆に動脈硬化のリスクがアップ
長時間入ってしまうと
汗を大量にかいてしまい
血液がドロドロに…
血栓を作ってしまう結果になるそうです
半身浴にダイエット効果無し!
半身浴は全身浴より
カロリー消費が少ないのだそう
半身浴は
心臓や内臓に疾患がある人の為の
入浴法なのだとか
のぼせたら
長時間の入浴は
入浴中の事故に繋がるのだそうで
溺死という結果にも
熱すぎるお風呂に長時間つかると
のぼせてしまい
急激にお風呂から出ると失神してしまうのだとか
失神を防ぐために
のぼせてしまったな
と思ったら手を冷たい水で冷やしてから
お風呂から出るようにするとよいのだそう