2019年1月19日に放送された『世界一受けたい授業』では不適切な養育マルトリートメントを紹介してました
どのような行動が子供の脳を萎縮させてしまうのか、フォローはできないのか?
こちらもよろしければ↓
運動脳が衰えると脳全体が老化する!?運動脳のトレーニング方法とは
マルトリートメント
子供との接し方で子供の脳が変形してしまう
という恐ろしい研究ですが
日本では、このマルトリートメントが
増加しているのだそうです
教えてくれるのは今話題の
「虐待が脳を変える」という本の著者
福井大学教授 友田明美先生
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前回も放送されたマルトリートメントの記事↓
脳が萎縮
例えば
自分のために子供を傷つけてしまうと
感情をつかさどる前頭前野が縮小する
1人で留守番が多過ぎる子供は
家族との繋がりが少ないと感じ
自己嫌悪に陥ってしまうのだとか
そうすると
脳の中央にある脳梁が縮小
コミュニケーションが苦手な大人になる恐れが・・・
どうしても子供だけで留守番が必要だった場合は
帰ってから
留守番を頑張れたことを
褒めてあげるようにしましょう
ネグレクト
これは虐待の一つである
育児放棄のことですが
育児放棄された経験があると
脳梁が縮小することが
脳はご褒美(報酬)をもらうと
活性化するのですが
育児放棄された子供は
大人になってから報酬に喜びを感じなくなってしまうのだとか
でも親も人間です
ついつい子供を怒りすぎてしまうことも
取り返しがつかなくなるのかと言えば
そうではないそうです
もう一度親と子の信頼を回復させるのがカギ
起こった後のフォローがあると
子供の脳に良いのだとか
何をすればいいのか
ハグをする
子供を怒った後には
ギュッと抱きしめる!
これが大事なのだそう
脳の改善に最も効果的なのが
スキンシップ!
声をかけるよりも
抱きしめることで
子供の脳内でオキシトシンが分泌されます
これは絆ホルモンで
親子の愛情を深め
安心感を高めるなどの作用があるのだそう
育児書は完璧じゃない
子供を育てることで一番大事なこと
それは育児ストレスをなくすこと
出演されていた渡辺満里奈さんが
お子さんを出産された際
育児書などに惑わされず
”こうでなくてはならない”と思わないようにしよう
そう思われたそうです
先生も大事なことだとおっしゃっていました
育児書が完璧だと思っていると
育児は大変ツライ作業になってしまうとのこと
共同子育て
最新の研究で、親だけで育てるより
親戚や子育て支援など
第三者が関わった子供の方が
脳のネットワークがより発達することが
解ったのだそうです
1人で抱え込んでいる親が多い子育てですが
1人で抱え込まないようにすることが
大切なのだそうですよ
まとめ
怒ってしまっても
スキンシップをすることでカバーできる
なんだか、後で抱きしめれば
無茶な怒り方をしてもいいのか
なんて思ってしまいそうですが・・・
子育てって難しいなぁ
とか思ってしまいます
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