手間と時間がかかって料理するのが難しそうな和食……そんなイメージを払拭してくれる手間のかからない和食の作り方を『世界一受けたい授業』で紹介していました
タケノコのアク抜き・煮魚・豚肉の生姜焼き・たまごかけごはんの作り方のメモです
- タケノコのアク抜きは大変!?
- お肉の美味しい焼き方
- 魚をおいしく煮る
- ごはんを美味しく炊く方法
- おまけの究極のたまごかけごはん
タケノコのあく抜きは大変!?
タケノコのアク抜きをするには
米ぬかと鷹の爪をいれてタケノコを1時間ゆでてから
煮汁が冷めるのを待ち皮をむいて冷水に浸す……
通常であれば3時間かかって大変な作業
でも実は簡単にアク抜き出来てしまうらしいのです
その方法とは!?
簡単タケノコのアクの抜き方
まず水に塩をいれ
よく混ぜ塩水をつくりましょう。
食べやすい大きさに切ったタケノコを塩水を入れ
最後に大根おろしの汁を入れて1時間漬けておきます
大根の酵素がタケノコのエグみを減らしてくれるのでこれでアク抜き終了!
この方法だとタケノコに火を通さないので風味を損なうことがないのです。
お肉の美味しい焼き方
お肉を焼くとき、熱したフライパンに肉を並べて焼いてませんか?
肉を焼くときは、フライパンに肉を乗せてから火をつけましょう
厚切り豚肉の生姜焼きの作り方
豚肉はとんかつ用の厚みのあるものを用意
赤身と脂身の間に包丁を入れスジを切ります
肉の両面に塩を振り、表面の水気を拭き取ってから、両面にコショウをふりましょう
火にかける前の冷たいフライパンに薄く油をひき、豚肉を並べます
火をつけ弱めの中火に
肉の半分まで火が通り白くなったら、豚肉を裏返します
そこへ合わせた調味料
(しょうゆ30cc・酒30cc・みりん30cc)
を入れてから豚肉を取り出しましょう
豚肉は引き上げた後も余熱で中に火が通るのです!
フライパンに残っている煮汁を煮詰め、泡がたったら肉をフライパンへ
肉に煮汁を絡めたら、すった生姜をいれます
先に生姜を入れてしまうと苦みが出るので、生姜は終了直前に!
食べやすく切ったら出来上がりです
ナゼ熱したフライパンに肉を入れてはいけないのか
熱したフライパンに肉を入れると
熱で肉が縮まり反り返ってしまい
均等に火が通りません
フライパンに肉を入れてから火にかけることで
反り返りが少なくすみます
また徐々に温度が上がるのでジワジワ火が通り
やわらかくジューシーに焼き上がるのです!
魚をおいしく煮る
大前提として魚は5分以上煮てはいけません!
金目鯛の淡煮の作り方
金目鯛の両面にしっかり塩をふります
沸騰したお湯に金目鯛を入れ、表面が白っぽくなったら氷水に取り出します
しいたけや長ネギも20~30秒茹で、氷水へ!
(表面のアクや汚れが取れます)
鍋に金目鯛・しいたけ・長ネギ・とうふを入れたら
水600cc・薄口しょうゆ40cc・酒40cc入れ火をつけます
魚には旨みがいっぱいなので、しょうゆと酒だけで十分
魚を熱湯に入れると表面のタンパク質が固まってしまい味が入りにくくなるので、必ず水から!
沸騰したら火を弱め、1分煮て完成です
煮汁は「うどん」や「そば」のつゆにしても美味しいんだそうですよ!
煮詰めなくても良いワケ
魚を煮詰めるのは鮮度の良くない時代の名残らしいです
近年は魚の鮮度も保たれているので、煮詰めて魚本来の美味しさを損なうことなく食べられるのだそう
煮る時間は魚の大きさによって、多少ですが時間は異なるので注意です
ごはんを美味しく炊く
土鍋でお米をたくと、対流がしっかりあるので美味しくたけます
鯛ごはんの作り方
鯛めしを作る時
最初から鯛を入れることが多いのですが
最初に鯛を入れてしまうと重みで対流が起きなくなるので入れないよう注意
用意する鯛は、対流しやすいように切り身を使います
鯛の両面に塩をふり20分おいた後、水で洗い流しましょう
水を軽くふいた後、一口サイズに切ります
洗った米(3合)を15分水に浸しておいたものを
水を切り土鍋へ
水450cc・薄口しょうゆ45cc・酒45ccを入れ
フタをして強火にかけます
沸騰したらフタをづらし、中火で7分
鯛の切り身を上に乗せ弱火で7分後
極弱火で5分
火止めて5分蒸らします
木の芽をちらして色味を添えて完成
おまけの究極のたまごかけごはん
野崎さんが考案した「たまごかけごはん」の食べ方です。
ごはんを土手になるようにちゃわんの真ん中へ
まず、ごはんにしょうゆをかけます
土手の片側に卵の白身を、もう片側へは卵の黄身を入れます
(写真は黄身も白身も一緒になってますが、真ん中ご飯で左右に黄身と白身を別々に入れるのです!)
好みで薬味(ごま・しょうが・ねぎなど)をいれましょう
まず白身だけでごはんを食べ、次に黄身だけで食べます
最後に両方を全部混ぜて食べちゃいましょう
ということで野﨑さんいわく、これが美味しいのだとか……
まとめ
和食は手間暇かけて作る料理だと思っていたので、美味しい和食が簡単に出来るなんて夢のようです。
こんなに簡単に作れてしまうのであれば、チャレンジしたくなっちゃいますね。