ピーターラビットは有名なので、絵柄などを目にする機会も多いはず
でも、どんなストーリーなのか舞台はイギリスとは知っていてもイギリスのドコなのか……
気になったので調べた内容をメモしておきます
- ピーターラビットの誕生
- 物語の舞台はイギリスの湖水地方
- かわいいのにビターな内容
ピーターラビットの誕生
作者はロンドン生まれのヘレン・ビアトリクス・ポター
ポターが「ピーターラビットのおはなし」
《原題はThe Tale of Peter Rabbit》
を執筆するきっかけとなったのが、5歳の少年に送るために書いた絵手紙でした
1901年に自費出版
1902年にカラーの絵付きで刊行された
「ピーターラビットのおはなし」
は2年で5万部を超えるベストセラーに!
作者が飼っていたうさぎがモデル
「ピーターラビットのおはなし」の主人公である”ピーター”が
作者ポターが飼っていたうさぎがモデルだというのは有名です
てっきり初めて飼ったうさぎがモデルなのかと思いきや
実は初代を亡くした後に飼ったうさぎ”ピーター”がモデルだったとは……
初代の立場は、と思わなくもないですが2代目うさぎの”ピーター”が作者の琴線に触れたのでしょうね
ちなみに最初に飼ったうさぎの名前は
”ベンジャミン・バウンサー”
で購入先はペットショップです
物語の舞台はイギリスの湖水地方
ピーターラビットの物語の舞台は
イギリス(England)北西部ウェストモーランド・カンバーランド郡・ランカシャー地方にまたがる湖水地方
イングランドで最も美しい景色が続くと言われている場所です
上の写真は16の湖と500以上の池があると言われる
湖水地方で「湖水地方の貞応」と讃えられている
”ダーウェン湖”
ポターの家がある村
作者の家があるのはカンブリア州のエスウェイト湖畔にある村
ここで作者は半生を過ごしています
石造りの家と庭園には畑……
ピーターラビットの物語に出てくる風景そのまま
湖と美しい自然と、味のある村に心引かれますね!
是非行ってみたくなります
ちなみに初めてビアトリクス・ポターが湖水地方に訪れたのが1882年
ポター家が滞在したのがウィンダミア近郊の”レイキャッスル”でした
かわいいのにビターな内容
さてさて、ピーターラビットと言えば
ブルーの服を着たかわいいウサギの話ですよね
ピーターの兄弟は3匹で
4匹兄弟とピーターのおかあさんと暮らしています
あれ?お父さんは???
そういえば、ピーターのお父さんは見たことがありません
調べている時に気付きました……
たどり着いた結果は
それではご紹介しましょう!ピーターのお父さんです!!!
なんとも切ない……
物語の始まりも
お母さんの「絶対にマクレガーさんの畑に行ってはいけない」という言いつけを破るピーターというところから始まります
お父さんの悲しい過去があるマクレガーさんの畑……
反対されるのも当然!!!
上の絵が、ピーターの登場人物に書かれていますがブラック過ぎる……
さすがイギリスって感じです
なんでも出版当社は人がピーターの父親を食べるシーンも入っていたらしいですが、カットされたようですね
まとめ
ピーターラビットの物語には、決して「カワイイ」「平和」だけではない自然の厳しさや弱肉強食の場面も多く登場します
猫がネズミを捕って食べたり、逆にネズミに襲われたり……
美しいイングランドの風景を舞台に、良いことだけではないネガティブな面も織り交ぜていることが、長く「ピーターラビットのおはなし」が愛され続けられる理由なのかもしれません。