2020年1月19日の『林修の初耳学』で、さかなクンも認めるというハットリさんがマグロより美味しい魚を紹介してました
リリース魚フリーク
芸人のハットリさんは リリース魚フリーク
釣った魚だけを食べて7ヶ月も生活続行中なのだそう
そんなハットリさん、日本では釣れるはずのない魚”ツースポットバンデッドスナッパー”という魚を石垣市まで釣り上げたのです
これは学会的にはすごいことなのですが、ハットリさんはヨコスジフエダイと思い、ツイッターに釣ったことをアップしたあとムニエルに
そうしたところ今まで日本では釣れたことがないと言われて、教授に効いたところ標本が欲しい!論文レベルのことだと言われたのですが
悲しいかな 既に論文レベルの魚はムニエルにされていたのです
知り合いの海洋大学の方に「君がやったことは魚類研究史に残る犯罪」とまで言われてしまったのでした
リプでご指摘いただき、多方面に確認中なのですが石垣島で228種類目に釣った魚は日本初記録となるツースポットバンデッドスナッパーだったようです。標本があれば大発見らしいですが、なんていうか、その、美味しかったです。。#300種類の魚を釣るまで自分で釣って調理した魚以外食べないチャレンジ pic.twitter.com/QUobK7RnBG
— さかな芸人ハットリ (@hattori95) September 22, 2018
ツースポットバンデッドスナッパー
フエダイの仲間
背部に2つ、尾の上方に1つ白い斑点があり、隊長は20cm程度
分布
ソロモン諸島からスマトラ島にかけて
オーストラリアのヨーク岬からフィリピン、モルディヴまでのインド洋・太平洋
浅い珊瑚礁に生息し日本には生息していない(はず)が和名がホソフエダイという
本当は美味しいリリース魚
いらないと釣られてもリリース(海などに返される)されてしまう魚
でも実際食べてみると、高級魚に負けないくらい美味しい種類もあるのです
ハットリさんが本当は美味しいリリース魚ベスト3を紹介してました
第3位 ドンコ
深海魚であるドンコ
北海道の一部や三陸地方では食べられているのですが、他の地域ではリリースされてしまう種類
理由は皮膚が弱く、すぐ傷がついてしまうからなのだそう
専用の仕掛けで捕らないと売り物にならないドンコ
しかし食べてみると絶品
オススメの料理は
ドンコ汁
全身が美味しいドンコは、ぶつ切りにして汁物に!
普通に美味しいのですが、肝は絶品中の絶品なのだとか
地元の漁師さんも美味しいなんてもんじゃないと絶賛です
捕る漁師さんが少ないので、手に入りづらいかもですが見つけたら豚汁の代わりにドンコ汁が食べてみたいですね
ドンコ
ドンコと検索をすると淡水魚の方が出てきますが、今回紹介されたのは海の深いところに生息する魚で深海魚
正式名称は エゾアイナメ
西日本の方では馴染みのない魚で、生息しているのが東北から北にかけて
関東でも釣れることがあります
表面がヌメヌメしているうえ見た目が……なので、気持ち的にはリリースしたくなってしまう魚ではありますね
2位 ブラックバス
これはリリース魚で有名
川や湖で捕れる淡水の魚ですよね
でも鯛よりも美味しいのだそうです!
水の綺麗な場所で捕れたブラックバスは、ぬめりさえ捕ってしまえば臭みもなく美味しい!
私の知り合いも、ブラックバスは本当に美味しい!
鯛なんて比べものにならないくらいと言ってたので本当だと思います
ハットリさんおすすめの調理方法は
ブラックバスのムニエル
鱗を取り除き、三枚におろして塩コショウで下味
小麦粉を表面にまぶしてバターで焼き上げる
とっても簡単!
ブラックバス
スズキ目サンフィッシュ科の淡水魚の中でオオクチバス属する種類の総称がブラックバスです
成魚は小型の種類で40cmほどで最大型種は80cm以上にも
本来の生息地域は北米大陸ですが、日本国内にも移入し定着しています
10%程度の汽水(淡水と海水が混ざった水質)でも生息可能、また低温でも冬眠状態で生き延びる
日本では3種 オオグチバス・コクチバス・フロリダバスが外来種となっています
肉食魚であるため、在来種保護のため再放流が禁止されている場所がある
第1位 ウツボ
ハットリさんが今まで食べた350種類の魚の中でダントツに美味しかったのが ウツボ だそうです
千葉県や高知県では”たたき”や”唐揚げ”にして食べているのだそうですが、他の地域ではあまり食べられていません
お腹から下にかけて骨がとても多く、さばくのが難しい魚なので避けられていること
また歯がするどく仕掛けなどを壊してしまうので「海のギャング」とよばれていて、リリースどころか邪魔者扱いされているのです
そんな ウツボ のオススメ料理は
ウツボのカマ煮付け
ウツボの身の中で美味しいのが ほほ の部分
頭を丸っと醤油・酒・砂糖などで煮込んだ カマ煮付けが絶品
試食していたスタジオでは ブリ大根がピンチと言ってましたよ
へんおじさん!ありがとうござい鱒!
ウツボもしっかり出ますのでぜひとも魚卵くださいませ^_^ pic.twitter.com/zGDSYxtyNz
— さかな芸人ハットリ (@hattori95) January 17, 2020
ウツボ
ウナギ目ウツボ亜目ウツボ科に分類されている魚類の総称がウツボです
温暖地域の海、中でも浅瀬に生息している海水魚
大型の肉食魚であるウツボは鋭い歯と大きな口をもっていて、タコの天敵
世界中(熱帯・温帯)に生息していて約200種が知られています
日本にも多くの種類が生息していて、その地域は南西諸島が多いです
救世主ホンビノス貝
東京湾で獲れる あさり などの漁獲量は年々下がっているのですが、最近漁獲量が増えているのが ホンビノス貝
このホンビノス貝は外来種で本来であれば駆除の対象
しかし外来種のホンビノス貝が救世主と言われているのだそう
その理由は
漁師さんの収入源!
アサリなど一般的な貝は酸素の多い綺麗な海を好むのですが、ホンビノス貝は酸素が多くないヘドロが多い場所に生息
アサリなど綺麗な海を好む貝が年々減ってきているのは東京湾に綺麗な場所が減っているから
そしてホンビノス貝が増えているのは、キレイではない場所で生息するからです
東京湾が汚れていることにショックですが、通常外来種が駆除の対象となるのは在来種との共存が難しいからなのですが、ホンビノス貝は在来種の存在を脅かさないようで、漁師さんの新たな収入源となっています
まとめ
ブラックバスはね、本当に美味しいとよく効きます
スズキ目だから、白身で美味しいんだろうなという想像はつきますが、淡水魚は臭みがありそう
でも綺麗な水だと、本当に臭く無いんですって!食べた人に聞いたんですが
ただブラックバスは生きたまま持ち出せない(生息地域が広がるのを防止!?)場所があるそうですので、なかなか難しいのかな