浴室のカビは扉より天井に多い！梅雨のかび対策2017.5.29ヒルナンデス

浴室の天井にはカビがいっぱい

カビは暖かい温度・高い湿度・水分・酸素・栄養によって繁殖します。浴室のカビは一見扉に多く発生すると思いがちですが、扉は閉じているため、お湯にぬれにくい。扉に発生はするのですが扉に発生しているカビの量より、天井に発生している量の方が多いのです。

天井のカビはどうすればいいのか？

換気？シャワーで流す？・・・足りません。

フローリング用のモップを消毒用アルコールで湿らせて、浴室の天井をふきましょう！頻度は1ヶ月に1回程度です。

エアコンの中にもカビが

夏の暑さの必需品であるエアコン。その中にもカビが発生するんです。

エアコンは夏は冷たい空気を、冬は暖かい空気を送り出してくれるスグレモノですが・・・カビは菌です。胞子で繁殖してしまうことを考えると、エアコンを稼働させているときに内部にカビが発生していると部屋中にカビの胞子を撒き散らすことに！

何故エアコンの中に発生するのか

冷房をかけているとエアコンの中が結露してしまい、それが原因でカビが発生します。

エアコンのカビ対策

冷房をかけた後は、1時間くらい送風で稼働させましょう。そうすることで、エアコンの内部が乾いてカビの発生を抑制してくれます。

ドライ運転でもいいかと思いがちですが、ドライはあくまで部屋の中をカラッとしてくれるもので、エアコン内部には関係ありません。

また、エアコンの種類によっては冷房をかけて切ったあと、自動で送風にしてくれる機種もあります。エアコン選びの基準にしてはいかがでしょうか。

冷蔵庫の野菜室にはカビが生えやすい

野菜室は冷蔵室より若干温度が高いのと、根菜類に付着している土が原因でカビが生えやすい環境となっています。

冷蔵庫の中でカビが発生した物を見つけたときには、速やかにそっと取り出し、これまたそっと袋に入れて口を縛りましょう。先にも記載したとおりカビは胞子で増えます。勢いよくやってしまうと胞子が散ってしまうことになるからです。

冷蔵庫のカビ予防法

冷蔵庫内のカビを予防するには【ワサビ】が最適です。ワサビの臭いには辛み成分が含まれているので、臭いが出ることでカビを予防してくれるからです。

まず小さめの器にワサビを適量いれます。（テレビでは大さじ1杯くらいだったでしょうか）その器にラップをかけて、外れないように輪ゴムで器とラップを止めます。ラップに爪楊枝などで穴を数カ所開けて、それを冷蔵庫内に置くだけです。簡単ですね！

また賞味期限の切れたワサビでも、臭いがすれば使用できるのです。

その他

自動製氷機の水を吸い上げる部分もカビ繁殖しやすい場所です。水道水には塩素が入っているため、ミネラルウォーターに比べるとカビは発生しにくいのですが、絶対とは言えません。こまめに手入れをしましょう。

室内アロマオイルはカビ予防になる

アロマオイルはキャンドルなどで焚いて室内に成分を散布してくれるのでカビ予防となります。

・ラベンダー　（リナロール）

・ティーツリー（テルピネン4オール）

・ユーカリ　　（ユーカリ・グロブルス）

などに含まれる成分に抗菌・抗カビ効果があります。

まとめ

梅雨のジメジメした時期に発生しやすいカビも、少し怖くなくなりましたか？

夏の暑さと、梅雨の湿気を乗り切りましょうね。